亡国に進む?『日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる』の記事を読んで考える

※画像は「東洋経済オンライン」より引用しています

昨日(2016年12月8日)の東洋経済オンラインに『日本人は「人口急減の恐怖」を知らなすぎる』という記事があり、興味を惹かれたので少し書いてみようと思います。

たしかに少子化によるさまざまな影響については従来から多くの報道があり、みなさんもそれなりに認識はされていると思いますが、この記事を読むと2060年には総人口が8,670万人程度になり、86歳の女性の人口が70万人程度で全人口の中で一番多くなると推計出来るとしています。
さらに0~14歳までの年少人口は全体の10%程度、15歳から64歳までの生産年齢人口が全体の58.1%、65歳以上の高齢者は全体の31.6%を占めるとのグラフになっています。

 

※画像は「東洋経済オンライン」より引用しています

 
1960年では総人口が9,300万人余で、この当時は15歳以下の人口が圧倒的に多く全体の30%となっており、 16歳から64歳までの生産年齢人口は全体の64.2%もあったとしており、いわゆる高齢者層は全体のわずか5.7%であったとのことですから、それから考えると、とてつもない高齢者社会になるというわけですね。

問題は2060年時点での推計で0歳~14歳までの年少人口が圧倒的に少ないことにあり、簡単に言ってしまうと将来的に働き手が無くなってしまうことになるわけで、これでは将来の不安どころか国が成り立って行かなくなるのではないか?と懸念されます。

総務省統計局の資料では2016年11月1日現在の総人口は概算値1億2695万人で、前年同月に比べ16万人の減少としていますので、この人口減少が今後ますます激しくなっていくものでしょう。

少子化の最大の原因は、誰でもがわかるように女性が子供を産む数が少なくなったことにあり、それは、

  • 結婚する人が少なくなった。
  • 結婚しても子どもを作らない、あるいは作っても1人か2人しか作らない。
  • 経済成長の鈍化に伴い、かつてのような雇用制度が崩れ正社員になれず、子どもを産み育てる経済的余力がない。
  • 産んで育てようにも、女性が働きに出るための保育所が足りない。
  • 女性の出産年齢の上昇に伴なう出産人数の減少

などを挙げています。

管理人のようなごく一般庶民、凡人から見ても、このような記事を読むと、まさに全年齢層でお先真っ暗という印象を受けますが、振り返ってみると高度成長時代からバブル時代にあっては女性も社会進出に伴って収入も多くなり結婚についての条件を高めたり、結婚してもDINKS(ディンクス=ダブルインカム・ノー・キッズ)などという言葉が流行したように、夫婦二人で楽しく人生を送ろうなどとして、早い話が自分たちの勝手ばかり考えてきたともいえるでしょう。

また、バブル崩壊後は経済状況が悪くなり、さらに雇用制度改革なども重なって、まさに子供を作っても育てるだけの経済的余裕がなくなったため、産めないとなる悪循環といえる状況ですね。

政府は少子化対策に乗り出すとしていろいろやっているようですが、そう簡単に改善されるとは考え難く、また仮に改善されたとしても回復するには遠大な時間を要することになると思われます。

もっともどこの国でも少子化、高齢者問題はすでに発生しており、いずれは地球規模で同様の現象になるものと思われますが、高齢者先進国の日本が今後どう進むのか注目はされるでしょう。

一部の富裕層を除いて、一般庶民の高齢者が老後のんびり生活出来るなどという社会はますます遠のくばかり。

と嘆いていても始まらないので、高齢者といえど病気で動けないなどの場合はともかく動けるうちはガンガン動いて稼ぐ、あるいは社会に目を向けることは大切といえるでしょう。

「ワシらは残りの時間も少なく、もう死んでいくのだから、あとのことは知らんわ」では済まない現実があります。


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