自転車事故の急増と個人賠償責任保険について

ここ数年、自転車による事故件数が増加するとともに損害賠償に関連する問題が発生していることについては報道などでもよくご存知と思います。

たしかに私自身も2~3年前から自動車対自転車による事故の案件を多く扱っていますが、それより問題は自転車同士の事故や自転車と歩行者の事故ですね。

その事故によって、相手に怪我をさせてしまった場合、当然に自動車による事故同様に損害賠償の問題が発生します。

自転車による事故多発を受けて、兵庫県では自転車保険の加入を義務付けることになっていますが、賠償能力がなければ怪我をされた被害者はもちろん加害者もある意味では大きな被害を受けることとなります。

小さな子供さんが自転車を運転していて、歩行者のおばあちゃんと衝突し、おばあちゃんが大怪我になってしまったなど、損害額は極めて大きなものになってしまいます。

また相手が自動車であった場合は、その過失割合によって相手の自動車修理費の過失割合相当分が賠償請求されます。

さて、このような事故が発生した場合、まずご自宅で契約されている火災保険や傷害保険の特約に「個人賠償責任保険」というものがあるのではないか?を確認してみることが重要になります。近頃では自動車保険の特約として追加されるケースもよくあります。

また小学生、中学生や高校生のお子さんなら学校からの案内などで傷害保険と合わせて賠償保険がセットになったプランに加入されている場合があります。

さらに県民(府民)共済や全労済などの「こども共済」に加入されている場合はほとんどが賠償保険がセットに加入なっています。
ただし、県民共済などは限度額が100万円程度のものが多いようです。

個人賠償責任保険に加入されている場合は、自転車による事故の場合に適用が可能になりますので、この保険はある意味では今では不可欠といえるでしょう。

基本的には世帯主が契約者の場合は同居の親族および別居の未婚の子が対象となりますので、簡単に言ってしまうと一家に1契約で、私生活上において不注意で第三者に損害を与え、その結果損害賠償を請求された時に対応出来ます。
自動車、バイクによる事故はもちろん対象になりません!そのために自動車保険があります。
(それぞれの契約について保険約款や保険会社にご確認下さい)

 

個人賠償責任保険は、かつて私が損害保険の営業を開始したころ(40年ほど前になります)に、まさに一家に1契約、ご主人の加入により一家全員が対象になり、たとえばデパートで奥様が誤ってハンドバッグで高価な陳列商品を落とし、デパートから損害賠償を請求されるような事態や、まさにお子さんが自転車で他人に怪我をさせた場合などに役立ちます。
賠償額上限が1億円で保険料(掛け金)は年間わずか3,000円などと営業していたことを思い出しますね。
(もちろん今の保険料ではありませんので、保険料は各保険会社や共済などにご確認下さい)

しかし安い保険料で安心が買えることは間違いなく、火災保険や傷害保険、自動車保険などに特約でセットされていることが多いので確認しておかれると良いでしょう。


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