自身の持つ技術や知識を活かすことは可能か?
前回、長年のキャリアの中で培われた技術や知識を活かすことが出来ないか?何か方法があるのではないか?を考えることは何らかの前進になる可能性があるのではありませんか?
と書きましたが、もう少し具体的に考えてみましょう。
果たして自分には他の人にはない何があるのだろう?
長年にわたって何かのモノ作りに従事し、その物を作ることについての知識や技術は豊富だ!
それは完成品を作るのではなく、何かのパーツ(部品)などでも良いでしょう。さらにそれが手作りで、他には無いようなものであれば更に価値あるものと思います。
いわゆる職人さんですね。
例えば、
- 長年にわたって金属加工の町工場で研磨の仕事に携わっていたため、金属を研磨する技に長けており難しい部品も手掛けてきた。
- 木工所に長く勤務し、数えきれないほどの木工製品を一から作ってきたため、木工品を作ることにかけては負けない自信がある。
- 手染め一筋の職人としての経験からさまざまな染色技術を持っている。
など、職人さんとしての技術や知識は活かせる部分が幅広いのではないか?と思います。
また、それは仕事だけではなく長年の趣味として何かを作り続けていて、ちょっとしたプロには負けない技術があるとかなどの場合でも十分でしょう。
それはご婦人にも言えることで、例えば裁縫や縫製についての技術があり、ご自身でちょっとした服程度なら作れてしまう。あるいはちょっとしたアクセサリーを趣味で作っていたが、けっこう自慢出来るものもあった。しかし、しばらくそんなことから離れてしまっていたので忘れていたとかですね。
考え出したらキリが無いのではないか?と思います。
そして、それらについてはいずれも好きで取り組んで来られたわけですから、そのことについて考えるだけでも気分的にも楽しいはずです。
俺(私)はこんなことが出来るんだ!と改めて気付けば、それをなんとか出来ないか?と、次を考えることが出来るのではないでしょうか?
手作りの魅力を持つ製品は受け入れられることも多いと思われますし、そんなことを手掛ける楽しさがあり、ある意味では生きがいにもなるのではないでしょうか。
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