予想外にシニア世代はネット利用が盛んなことが判明!より元気になりましょう。
先日、ネットでシニアライフに関しての情報を探していたところ「JTB総合研究所」から興味ある資料が公開されていましたので、その資料を参考に記事を書いてみたいと思います。
著作権の関係から資料にある表などを掲載出来ませんので、関心のある方は「JTB総合研究所」のサイトを訪問して実際の資料(調査レポート)を確認してみてください。いろいろ参考になる情報が掲載されています。
シニアのライフスタイルと旅行に関する調査(JTB総合研究所)
この調査は2016年3月にインターネットのアンケート調査として行われたようで、首都圏、名古屋圏、大阪圏に居住される20歳から79歳までの男女3,610名で、過去1年以内に1回以上宿泊を伴なう旅行をしたことがある人を対象にされたようです。さすがにJTB総合研究所だけに旅行経験者を対象にされていますね。
対象は幅広い年齢層となっていますが、ここでのシニア世代については、71~79歳の世代をキネマ世代、66~70歳を団塊世代、57~65歳までをポスト団塊世代、46~56歳までをバブル世代として分類し、さまざまな調査項目についてのレポートがなされています。
主に「ポスト団塊」世代と「バブル世代」をピックアップした調査結果の中で興味を惹かれたのが、現在、時間やお金を使っていることという問いに対し、1位の回答が実に60%以上の人がインターネットと回答し、テレビ視聴を抜いていたことですね。その他では家族とのおでかけ(宿泊)や日用品以外のショッピング、飲み会などと続くのですが、この年齢層の人たちの多くがインターネットに時間を費やしていることがわかりました。
また、インターネットでの決済経験のある人は46歳から79歳までの年齢層で80%以上におよぶ結果となっており、主に購入したものの上位は「書籍や雑誌」「国内の宿泊施設」「電化製品」「食品(お取り寄せ)」「日用品・食料品」「オークション」などとなっています。
管理人などは、若い世代の人にインターネットが浸透していることは容易に想像出来るため、インターネット利用率はやはり若い世代中心となっていて、シニア世代はまだまだこれからではないか?と思っていただけに予想外の調査結果を見て、すでにシニア世代の人たちも頑張ってインターネットを多く活用されていることを認識させてもらいました。
「日ごろプライベートで利用している機器について」の調査項目に対し、団塊世代と、キネマ世代の人たちが70%程度がノートパソコンを利用し、スマホについては全体の平均が50%を超えているところ団塊世代でも約30%、71歳以上となるキネマ世代では20%にも満たない結果となっています。
やはりスマホはまだまだシニア世代でも高年齢層になると浸透していないことが想像されます。
しかし、スマホは外出先でも簡単にインターネットからの情報をキャッチ出来るうえ、使いやすいアプリもどんどん増え、大変に便利な機器だけにこれからますます利用者が増加すると思われます。
同じく「団塊世代」「キネマ世代」の人たちが興味がある情報と回答している項では、上位に旅行関連のスポット情報をはじめ、政治・経済情報、最新のニュースや時事情報、カラダや健康に関する豆知識、歴史や文化遺産情報などとなっており、政治・経済についての情報を求めておられることもわかります。やはり政治・経済は生活に関連してくるわけですから敏感になられるのかも知れません。
また、レジャーや外出の頻度が減少した理由について、ダントツ1位は「経済的な余裕がなくなった」との回答となっていますが、高齢になれななるほど「特に病気やケガをしたわけではないが足腰が弱って長時間の移動がつらくなった」とか、「病気やケガをして通院するようになり、通院に時間を取られるようになった」と回答が増えています。しかし、「旅行には行きたいが、計画したり準備をするのがおっくうになってきた」との回答が段階世代でも多くなっており、加齢による気持ちへの影響を感じさせられます。
たしかに年齢を重ねるとおっくうになる気持ちは理解出来ますが、そこは健康であるなら出来るだけアクティブになれるよう気持ちを切り替えることも大切かと思いますね。
家でなにもせずにゴロゴロしていると、それはそれであっという間に時間が過ぎてしまいますが何かをやろうという気持ちも失せていきます。
やはり情報をキャッチしたら外に出る、外に出たら気分も変わる、気分が変わればまた何かをやろうという気にもなる。そんな循環がアクティブにさせてくれるでしょう。
スポンサーサイト
ちなみに「JTB」さんは管理人が運営している旅行関連の情報提供サイトでもお世話になっていますが、さすがに老舗の大手旅行代理店だけに情報が豊富なうえ、旅行に関して安心して任せられる安心感がありますね。