参議院選挙②

参議院選挙が終わったが、概ね予想した通りの結果になった。

「れいわ新選組」は政党の要因を満たしていないとのことから選挙前の報道では完全に無視されている状況にあったが、ネット上では多く取り上げられ、その勢いを感じさせるものだった。正直なところ山本代表は上手く展開させたと思う。2議席を確保するとは思わなかったが、それはそれで次の展開を進めることが出来るだろう。

「NHKから国民を守る党」が議席を獲得するとは思わなかったので、これは予想外ではあったが、NHKに対する国民の不満の票が集まったものだろう。受信料については決まっていることなので単純に払え!だけでは通用しないということであろう。

これらの党のあおりを食ったのが共産党という印象だが、それでも改選数8に対して7名が当選したのだからよく踏みとどまったほうといえるだろう。

既存政党での動きとしては、いわゆるタレント候補とか有名人を擁立して議席を稼ごうという手法が通じなくなってきたことが窺えた。

選挙が終わって、いよいよ秋には予定通り消費税の増税が実施されるであろうし、これから世の中にどのような影響が出るのか・・・。

消費税の増税は単に現行の8%が10%になるだけという印象もあるが、増税に乗じていろいろ値上げも予想されることから実質的な負担はもっと大きくなるのではないかと感じる。

社会保障費をカバーするために消費税増税が必須というなら、それはそれで仕方ないと思うが、それならその明確な理由と根拠を提示すべきであろう。さらに前回も書いたが国民の支払った税金を実際にどのように使っているかの詳細を公表すべきであり、納得を得られないと今後ますます国民の反発は大きくなるだろう。

我々国民は、特に一般庶民は自分たちの払ったカネをどのように使っているのか?!についてもっと追及するべきであろう。

野党勢力にはぜひこの点の追及を期待したい。

おそらくわけのわからん使途のカネや、必要のない事業などでの支出がどんどん出てくるものと推測される。

今や、否応なしに給料天引きなどで引かれて支払わされている税金について、お上や国のやることはよくわからないが、それは仕方ないなどと思って諦める状況にはないといえるだろう。

我々一般庶民はもっともっと国に自分の払ったカネがどうなったか?を確認するべきであり、各地域の国民の代表として選出された国会議員にはそれに対して応える義務があるといえよう。

TV中継される国会の姿が変わることを期待する。

ちんたらやってたらアカンで!