参議院選挙

今日は参議院選挙の投票日だが、今回も盛り上がりに欠ける選挙と云えよう。

政府自民党には不満があるものの対抗野党にはインパクトがなく、投票先にも迷うこととなり、あげくには結局は何も変わらないだろうという諦めもあって投票率が下がる可能性も高いとも思える。

結果、大きく変わることもないままの政治が続く悪循環となるか・・・。

政治家は選挙となると国民の皆様の意見を国政に反映させますだの、当選させて下さいなどと支持を訴えるが、いざ当選してしまうといつの間にか「〇〇センセイ」とか称されて、偉そうな物言いをするようになる。

政治家の誰もがとは言わないが、多くの国民はそのようなイメージを持っているのもたしかだろう。

しかし、ちょっと待て!それはおかしいだろ!

議員になるとそんなに偉いのか?!

しばらく前にどこぞの政党の国会議員がそれこそアホなことを言って議員辞職勧告がなされたが、それを拒否して在籍してる。辞めさせることは出来ないから仕方ないとはいえ、その議員に対して給料(歳費)が月額130万円、通信交通費などで月額100万円が支払われるという。さらにボーナスの支給もある。

国会議員というのはそんなに給料がもらえるのか!ちょっと払い過ぎじゃないか?と思った人はものすごく多いものと思う。

国会議員の給料(歳費)、地方議員の議員報酬はもちろんすべて税金から支払われている。つまり国民が支払ったカネだな。

国民は国民の義務として否応なしに税金を徴収されるわけだが、そのカネが実際にどのようにいくら使われているのか?を気にする人は極めて少ないと思う。

気に入った人にカネをくれてやるなら、くれてやったカネをどう使おうが勝手でなんの文句もない。しかし、税金として徴収されたカネはくれてやったわけではない。

そのカネがどう使われているのかをもっと追及するのが当たり前じゃないのか?

国民それぞれの考えで選ぶわけなので、主義主張で政党がいろいろあるのは全然構わない。しかし、国を運営するうえで必要なカネは国民から出てるわけなので、それはどうなってんねん?!と問うべきだろうし、政治家はきちんと答えるべきものだろう。

政党の主義主張はとりあえず置いといて、簡単に言うと国を運営するのにこれだけのカネが必要だが、収入にあたる税収はこれだけだ。さあどうする?ってことだろ?

運営するにあたって必要とするカネが本当に妥当なものなのか?

さしあたって消費税の増税が控えている。政府がいう景気が良くなったなどというのは一般庶民にはなんの実感もない。大手企業やら富裕層には潤いを持たせたのかも知れないが国民には一向に回ってこない。そこに将来の不安ばかり山積している。

それを解決するために頑張ります。何々をやります!と野党は言う。しかし具体的にカネをどうするの主張はない。

難題が山積は誰でもわかる。もっとわかりやすく情報開示出来んのか?!

そのうえで協議していくもんだろ。

国会議員の給料(歳費)や地方議員の議員報酬は見直すべきだろうし、国家公務員や地方公務員の給料も見直すべきだろう。

国会議員なんか一般的にはそもそも富裕層の人が多いわけだから、そんな給料を取る必要もないだろ。国民の平均的年収でいいじゃないか!そのほうが国民の状態を実感できるだろ。

必要経費は立替払いしておいて月末で締めて請求書を出して翌月払いにしたらええ。

普通の会社と一緒や。そのほうがずっとすっきりする。

議員になって稼いだろ!などと考える不届き者も出てこないだろ。

国民はカネ(税金)を払って、代議士を選出している立場にあるわけだから、代議士はもっと国民に対してカネについて詳細な情報公開をしたうえで了解を求めるのが筋というものだろう。

国民はきっと言う!わけのわからんカネを使うな!と。

それが当たり前の政治じゃないか・・・。今も昔も政治はおかしい!

迷惑するのはいつも一般庶民というのはわかっていても納得出来ないと思う人が増えるとちっとは政治も良くなるかも知れない。