不倫報道はもうええやろ

このところ週刊誌の不倫報道がまさに連発している。
昨年だったか、タレントのベッキーとなんとかのバンドのミュージシャンとの不倫報道からはじまり、直近では女優の斉藤由貴と、この間になんどタレントや有名俳優、女優などの不倫が報道されたかわからない。

ネットニュースのヘッドラインを見ても、新聞の週刊誌広告を見てもとにかく見出しがそんなんが踊っている。

まあ、週刊誌としては有名人のスキャンダルは格好のネタで売上にも影響するだろうから、どんどんネタ探しをするのだろうが、読者の側もよく飽きもせず見るもんだと思うが、そこには「他人の不幸は蜜の味」という部分があるのだろう。

有名人だけに謝罪会見はしないといけないわ、当事者同士はもちろん関係者を巻き込んで収拾しないといけないわで大変な状況と容易に推察出来る。

「そんなんどうでもええやん」と思うが、ある意味平和で長閑な世の中ともいえるだろう。

で、今回は不倫などというものにちょっと書いてみようかという気になった。


よければ今日のBGMにどうぞ



Saving All My Love for You
ホイットニー・ヒューストン

ホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲ですが、この曲のメロディのせいか結婚式のBGMに使った人もあるとか。立派に不倫をテーマにした曲ですが・・・。

再生ボタン(▶)を押せば約30秒試聴出来ます。


いつから不倫という言葉が一般的に使われ出したのか定かではないが、おそらく1980年代の人気TVドラマ「金曜日の妻たちへ」あたりからかと思う。

森瑤子の小説などでも広まったかも知れないが、かつては「浮気」「不義」などとされていたのが、なぜか軽い響きになったのかどうかわからないが、その後「不倫」という言葉が広まったことは間違いないだろう。

江戸時代にあっては、「不義密通」や「姦通」となると大罪で、とんでもないことになるためそれこそ命がけで不倫しなければならないカップルだっただろうが、それでもやめられない。モーツアルトのオペラでも「不倫」をテーマにしたものがある。というよりオペラなんてそんなテーマがやたらと多く、演歌や歌謡曲の世界となんら変わらない。

つまり人間にとっては普遍的なテーマともいえ、早い話が洋の東西を問わず昔から延々とあるもので、男と女が居る限り「不倫」はつきもので無くなることはない。また多くの男女が環境や状況によってそうなる可能性を秘めているといっても良いだろう。

実際のところ事実上の「不倫」なんてそこらじゅうにゴロゴロあるのではないか?という気もする。そんなことをわざわざ取り上げて他人がワーワー騒ぐことでもなかろうにと思うが、そこはやはり「他人の・・・」なのだろう。

ただ、幼い子供を抱えて子育て中の環境にあるなら、さすがにそれはまずく、ある程度きちんと子育てを終えてからにするべきで、それは人間というより動物の本能としての問題といえると思う。

一番迷惑を被るのは子供だろう。縁あって結婚して子供をもうけたなら子育てをするのは親の責任で、巣立つまでは面倒を見るのは親の務めといえるだろう。

いくつになっても巣立たず、親のスネをかじりながら生きるのは本人のせいというより親の育て方に問題があったものとしか思えない。もっともそんな人たちは不倫などには縁がないと思うが、不倫には不倫なりの責任がついてまわることは間違いなく、そのあたりをきちんと把握しているカップルはしょうもないことで揉めることもないのだろう。


スポンサーサイト




 

このページをご覧いただきありがとうございました。この記事がどなたかの役に立つとか、参考になると思われたらSNSでシェアしてくださるとありがたいです。